AMAスーパークロス第8戦は2月23日、今シーズン最高の6万8987人のファンを集めたアトランタのジョージア・ドームで開催され、250SXクラス東地区の決勝レースでスタートから飛び出したウィル・ハーンがスーパークロスにおけるキャリアで初となる勝利を手中にした。
250SXクラスのメインイベントで、スタートから好ダッシュを見せたゲイコ・ホンダのハーンがそのままホールショットを奪って第1ターンを走り抜け、モンスター・エナジー/プロ・サーキット/カワサキのディーン・ウィルソンとロックスター・エナジー・レーシングのブレーク・ワートンが2番手・3番手と続いた。
ハーンは先週行われた東地区の今シーズンの開幕戦で3位に入賞し、今夜の勝利によって累積ポイントで2位に浮上した。そして2位でフィニッシュしたウィルソンはポイントでリードを守り、3位に入賞したワートンは累積ポイントで3位にとどまった。
「一生懸命働いたことで、今夜はむくわれた。僕はずっとポジティブでいて、堅実なレースをした。ジョージア・ドームのたくさんのファンの前で初勝利を得たのは、とても素晴らしいフィーリングだ。ここまで来るのに長い時間を要した。」と勝利したハーンは興奮しながら語った。
尚、AMAスーパークロス第9戦は3月2日、舞台をセントルイスのエドワード・ジョーンズ・スタジアムに移して行われる予定である。
250SXクラス東地区第2戦結果
1.ウィル・ハーン(ホンダ)
2.ディーン・ウィルソン(カワサキ)
3.ブレーク・ワートン(スズキ)
4.マービン・マスクィン(KTM)
5.カイル・ピータース(ホンダ)
250SXクラス東地区シーズン累積ポイント
1.ディーン・ウィルソン(カワサキ)-47
2.ウィル・ハーン(ホンダ)-45
3.ブレーク・ワートン(スズキ)-40
4.マービン・マスクィン(KTM)-35
5.カイル・ピータース(ホンダ)-31