アジア太平洋地域が今後20年で欧米を超える航空市場に…エアバス予測

航空 企業動向
エアバスA380
エアバスA380 全 12 枚 拡大写真

エアバスは2月25日、アジア太平洋地域の航空会社が今後の20年間で、より大型でエコ効果の高い航空機を世界に先駆けて必要とするマーケットとなるという予測を発表した。

《A380などエアバスの主力旅客機》

この予測期間でこの地域の航空会社は、合計1兆6000億ドル相当となる9870機の旅客及び貨物航空機を受領し、これは今後20年間でヨーロッパや北米を追い越し、世界中に納入される航空機全体の35パーセントを占めることになる。

同レポートによると、アジア太平洋地域における急速な都市化を反映して、空の渋滞は大都市圏に集中し、大型航空機は空港にとっての効果的な手段となるとみている。その結果を踏まえ、エアバスは今後20年間でアジア太平洋地域が、世界のワイドボディ機の要求の44パーセントを占める約3840機の同カテゴリーの航空機を得るものと予測している。

またエアバスは、ビジネスルートでのワイドボディ航空機の需要が、『A330』や『A350 XWB2』などの2列通路型航空機で3080機、400以上の座席を持つ『A380』のような大型機で約760機に達するものと見込んでいる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る