日産SUPER GTチーム柿元総監督「前人未踏の3年連続チャンピオン目指す」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
柿元邦彦総監督
柿元邦彦総監督 全 6 枚 拡大写真

日産自動車系SUPER GTチームの総監督を務める柿元邦彦氏は2月26日、横浜市のニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)の新社屋で会見し、「前人未踏の3年連続チャンピオンを目指して頑張る」と今シーズンの意気込みを語った。

柿元総監督は「2年連続でSUPER GTチャンピオンを獲得したということは我々の開発体制、チームの構築、ドライバーラインアップまたタイヤメーカーの選択等々が正しかったということを証明しているのではないかと思う。ただそれに安住していたのでは今年、結果をまた出すことは非常に難しい。レースは常に変化を求めてチャレンジしていく必要がある」と述べた。

また今年のGT500クラス参戦車両について「シャークティース、文字通りサメの歯型がリア周りにできている。それはダイソンの羽のない扇風機のように、風が流れると回りの空気がそれに巻き込まれる現象があるが、それをうまく使って車を押しつける力、つまりダウンフォースは維持しながら、ドラッグすなわち車の空気の抵抗を減らすことを試みた画期的な開発項目。是非その点を今年のレースを通じてみて頂ければと思う」と語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る