日産自動車が発表した2013年1月の国内生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比3.6%増の40万3166台で、1月として過去最高を記録。5か月ぶりに前年を上回った。
海外生産は、同13.4%増の33万2468台で、1月として過去最高となった。米国は、主に新型『パスファインダー』の台数増により、同6.1%増の5万6459台となった。メキシコも、主に『ヴァーサ(日本名:ラティオ)』と新型『セントラ(日本名:シルフィ)』の台数増により、同5.1%増の6万5286台と好調だった。反日感情の高まっている中国でも、同32.4%増の9万9571台と前年を上回った。
グローバル販売は、同7.0%増の40万6081台で、1月として過去最高の数字を記録した。
国内販売は、同6.5%増の5万6407台。新型『ノート』『シルフィ』の台数増が貢献した。軽自動車は、同8.5%減の1万2202台と前年実績を下回った。
海外販売は同7.1%増の34万9674台と、1月としては過去最高を記録。中国での販売も、1月として過去最高の11万5732台を記録した。
輸出は、同34.5%減の3万7463台と前年同月を大きく下回った。北米、欧州向けともに不振だった。