トヨタなど、宮城県にスマートコミュニティ事業運営組織を設立

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車(webサイト)
トヨタ自動車(webサイト) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車が代表を務めるF-グリッド宮城・大衡有限責任事業組合が2月28日発足、宮城県仙台市内で設立総会を開催した。

同有限責任事業組合(LLP:Limited Liability Partnership)は、トヨタ自動車とトヨタ関連会社、工業団地内企業等が参加し、宮城県大衡村の第二仙台北部工業団地における「F-グリッド」を核としたスマートコミュニティ事業を運営する。

F-グリッドでは、保有する自家発電設備からつくったエネルギー(電力・熱)と、電力会社より購入した電力の制御・最適化を図りながら、工業団地内へ効率的にエネルギー供給を行う。非常時には自家発電設備で発電した電力を電力会社が購入し、電力会社の配電線から防災拠点となる大衡村役場等に電力を供給する。エフはFactoryのFの意。

同有限責任事業組合の主な事業内容は、組合員への電力、熱(蒸気および温水を含む)の供給、設備の販売・リースおよび保守・管理業務の受託、大規模災害時における電力供給など。今後、国や宮城県などの行政機関の支援を受けながら、大衡村と連携・協力し、今年4月1日からの工業団地内組合員への電力、熱の供給開始に向け、準備を進める。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る