日本TI、AEC-Q100車載認定のSoC用パワーマネージメント・ユニットを発表

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日本TI・TPS659119-Q1
日本TI・TPS659119-Q1 全 2 枚 拡大写真

日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、車載アプリケーション向けに、10ms未満と業界最高の立ち上がり時間を実現するSoC用集合電源として、「TPS659119-Q1」を発表した。

TPS659119-Q1は、インフォテインメント・プロセッサの「DRA6x」ファミリをはじめとするTIの車載用OMAPプロセッサ製品や、その他のARM Cortex-Aプロセッサ製品との動作に最適化。グラフィカルクラスターやインフォテインメント、先進運転支援システム(ADAS)など、高性能および即時パワーアップの要件を持つシステムに適した製品となっている。

新製品は、ダイナミック・ボルテージ・スケーリング機能を備えた2個のコンバータと1個のI/O(入出力)電源用コンバータの合計3個の高効率降圧型DC/DCコンバータを内蔵。プロセッサ・コアの柔軟性を提供する。

また、外付けの降圧型電源のための外部制御回路を有し、必要に応じて高電流レールをサポートするほか、8個のLDO(ロー・ドロップアウト)レギュレータと1個のRTC(リアルタイム・クロック)用LDOを内蔵し、複数のプロセッサに柔軟な電源出力を提供する。

新製品は現在、80ピンHTQFPパッケージで供給中。100個受注時の単価(参考価格)は5.61米ドル(約523円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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