四国旅客鉄道は、そらの郷と共に、3月16日に「ガイドと歩く妖怪の里あるき」モニターツアーを実施する。
同社とそらの郷は、にし阿波観光圏の「千年のかくれんぼ」ブランド化推進事業の一環として、徳島県大歩危地区に残る妖怪伝説の里をめぐるガイドツアーの整備を進めている。
ガイドツアーの整備にあたり、平成24年11月に設立した大歩危妖怪村のスタッフをはじめとする関係者と、ガイドツアーの仕組みやシナリオの整備、研修を重ねており、今回のツアーは、妖怪の像などが点在する山城町上名の藤川谷周辺をガイドの説明を聞きながら、今春、商品化を進めている「妖怪の里あるき」のコース(約7.5キロ)を歩く。
コースに含まれる地元の食材を使ったお弁当やおやつ、妖怪茶などの試食も行う。モニターツアー終了後は、参加者からの意見をもとに、コース内容をブラッシュアップし、にし阿波観光圏の来訪滞在の促進につなげていくとしている。
実施日は3月16日で、募集人員は20名(定員になり次第締切り)。 モニターツアーのため、参加資格は中学生以上となる。
代金は1000円。料金にはガイド代、昼食代、妖怪屋敷入館料が含まれる。なお、実際のガイドツアー代金は2500円を予定している。 ツアー終了後には、参加者にはアンケートの記入と地元関係者との意見交換会への参加が求められる。