東急と日本信号、田園都市線で新タイプのホームドアを試験運用

鉄道 テクノロジー
東急がつきみ野駅で試験運用する昇降スクリーン式ホームドアのイメージ(下降時)
東急がつきみ野駅で試験運用する昇降スクリーン式ホームドアのイメージ(下降時) 全 2 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)と日本信号は3月6日、ワイヤーロープを用いたホームドアの試験運用を夏頃から実施すると発表した。田園都市線つきみ野駅の下りホームに設置する。

このホームドアは「昇降スクリーン式ホームドア」と呼ばれるもの。約10m間隔で柱を設置し、柱の間に張られたワイヤーロープが列車の到着、出発に合わせて昇降する。韓国・光州(カンジュ)地下鉄1号線の鹿洞(ノクトン)駅に採用例がある。

柱の間隔が広いことから、乗降ドア数の異なる車両が混在している路線で採用しやすく、構造が単純で従来のホームドアより導入コストが安いなどの利点がある。

今回の試験運用は国土交通省の鉄道技術開発費補助金を活用。実用化を意識した検証を行うため、ホーム全長約200mに設置する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る