フランスの自動車大手、ルノーは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、新型コンパクトクロスオーバーの『キャプテュル』(CAPTUR)を初公開した。
キャプテュルは2011年3月、ジュネーブモーターショー11に、コンセプトカーとして出品。ボディサイズは全長4223×全幅1950×全高1586mm、ホイールベース2624mm。全長は日産『ジューク』の4135mmとほぼ同じだったことから、「ルノー版ジューク」と呼ばれていた。
今回ルノーはジュネーブモーターショー13で、その市販バージョンをワールドプレミア。ボディサイズは全長4120×全幅1770×全高1570mmと、コンセプトカーよりも小型化。日産ジュークと比較しても、15mm短い。
キャプテュルは、200mmのロードクリアランスを確保し、悪路走行に対応。欧州仕様の搭載エンジンに関しては、ガソリンとディーゼルを用意した。ディーゼルの場合、CO2排出量は、最も低いモデルで95g/kmと、クラストップレベルの環境性能を実現する。
キャプテュルはジュネーブモーターショー13でワールドプレミアされた後、欧州市場で発売される予定。生産は、ルノーのスペイン工場で行われる。