京急、車掌スイッチに基準値を超えるアスベスト…中古品も回収へ

鉄道 企業動向
京急電鉄(参考画像)
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京浜急行電鉄は、アスベストを含有した車両部品を使用していたことが判明、販売した中古部品も含めて回収すると発表した。

同社と京急ファインテックは労働安全衛生法に基づきアスベストの使用について管理してきたが、2006年9月に改正された労働安全衛生法施行令に定める基準値(重量の0.1%)を上回る量のアスベストを含有している絶縁シートが車掌スイッチ内に含まれていることが判明した。京急では、この材料は、ねじ止めされた箱内に固形化された状態のため、アスベストが飛散する恐れは無く、乗客に影響は無いものの、応急対策と交換を行うとしている。

対象の車掌スイッチは541個で、3月中にアスベスト飛散防止強化のため接着剤を塗布し、順次部品を交換していく。

また、鉄道車両の中古部品としてイベントなどで、2002年~2012年にかけて、この部品を合計157個販売していた。京急では、これらも販売された状態ではアスベストが飛散する恐れは無いものの、回収した上で購入代金を返還する方針。

《レスポンス編集部》

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