自動車シートデザインコンテスト、最優秀は英国男性…BASF、ジュネーブで発表

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自動車シートデザインコンテスト sit down. move
自動車シートデザインコンテスト sit down. move 全 18 枚 拡大写真

自動車向けの素材や塗料などを生産する化学会社BASFは5日、ジュネーブモーターショーが開催されているスイス・ジュネーブで、同社が主催する自動車のシートデザインコンテスト『sit down. move.』の受賞者を発表した。

英国の自動車メディア『car design news』が主催するイベント『car design night』の中でおこなわれた。自動車業界のデザイナーが集うクリエイティブなイベントで、独自のデザインカーオブザイヤー発表会なども開催された。

『sit down. move.』コンテストでは、BASFの素材を活用した自動車シートのデザインコンセプトを世界から募集。自動車シートは、デザイン、安全性、コスト、機能、軽量化と省資源化など様々な要素を組み合わせなければならない複雑な材料システムであり、これを満たす斬新なアイデアを募った。審査にはフェラーリのデザイナーとして有名な工業デザイナー、奥山清行氏も参加した。

最高の栄誉であるグローバルアワードを受賞したのは、英国在住のSong Wei Teoさん。用途によって形状を変えることができる帯状のシート『Leaf Chair』のアイデアを応募した。会場では、本人にSKYPEで受賞を伝える際の映像が流され、参加者たちはTeoさんの健闘を讃えた。グローバルアワード受賞者には6000ユーロ(約73万円)が贈られる。

《宮崎壮人》

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