トヨタ自動車の豊田章男社長は3月6日に都内で開いた新体制発表会見後、一部報道陣に対し、会長就任が内定した内山田竹志副会長について「未来の環境車の入口を開き、私が出口を抑えるツートップ体制になる」と述べた。
豊田社長は「内山田さんは、『プリウス』(の開発で)未来の扉を開いた。今後も未来の環境車において入口を開いていくのが内山田新会長」と指摘。
その上で「私はエンジニアではないが、車の評価ドライバーとしてのトレーニングを受けているので出口を抑えていく。市場とそして車の評価をしていくのが私という、ツートップ体制になると私は期待をしている」と解説した。