ヤマハ発動機の木村隆昭専務執行役員は3月7日、パシフィコ横浜の会場で会見し「4月には船外機の生産累計1000万台という節目を迎えられる見込み」であることを明らかにした。
木村専務は「当社のマリン事業は1960年に初めてFRPボートと船外機を販売して以来、総合マリンメーカーとしてお客様視点に立った製品開発と普及にグローバルに取り組んできた。現在ではボート、船外機、ウォータービークルの各事業において、各市場のニーズにきめ細かく対応し、世界のマリンレジャーや業務市場の発展に貢献している」と述べた。
このうち船外機事業では「軽量、コンパクトで環境性能に優れた船外機や新操船システムなどの投入により、現在の市場ポジションを揺るぎないものにしていく」と強調した。