2月のアウディ世界新車販売、3.2%増の11万台

自動車 ビジネス 海外マーケット
アウディ Q3
アウディ Q3 全 4 枚 拡大写真

アウディは3月7日、2月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数はおよそ11万台。前年同月比は3.2%増と、引き続きプラスを維持している。

市場別では、信用不安の欧州が、前年同月比0.1%増の5万4900台と、微増ながら2か月連続で前年実績を上回った。このうち、地元ドイツは0.2%増の1万9804台と、2か月連続で前年実績を超えた。

ドイツに続いたのはフランス。しかし、その販売台数は5368台にとどまり、前年同月比は5.1%減だった。英国は、前年同月比7.3%増の4451台と、2か月連続で増加。スペインも3.3%増の4082台と、2か月連続で前年実績を上回る。イタリアは9.5%減の3622台と、2か月ぶりに減少。ロシアは20.2%増の2800台と、引き続き好調だ。

アジアパシフィック地域は2月、前年同月比1.2%増の3万6900台と、伸びが鈍化。このうち、中国(香港を含む)は3万0268台にとどまり、前年同月比は3.5%減とマイナスに転じた。米国は、2月としては過去最高の1万0877台を販売。前年同月比は27.5%増と、26か月連続で前年実績を超えている。

アウディによると、欧州では、『A4アバント』や『Q5』が人気。世界市場では、『A1』や『Q3』が支持されているという。とくにQ3は2月、前年同月比41.6%増の約8300台を販売した。

アウディの2013年1‐2月世界新車販売は、前年同期比9.4%増の22万1800台。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「新型『A3スポーツバック』を間もなく世界市場へ投入。2013年の好調なスタートダッシュを維持したい」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る