フォルクスワーゲンは3月5日、スイスで開催したジュネーブモーターショー13において、新型『ゴルフ GTD』を初公開した。
ゴルフ GTDは2012年9月、欧州で発表された新型『ゴルフ』(7世代目モデル)の高性能ディーゼルグレード。新型ゴルフには、同じくジュネーブモーターショー13において、ガソリンエンジンの高性能グレード、『ゴルフ GTI』が発表された。ゴルフ GTDは、そのディーゼル版で、新型ゴルフのディーゼルのトップグレードとなる。
エンジンは、EA288型と呼ばれる新開発の直噴1968cc直列4気筒ターボディーゼル「TDI」。最大出力は184ps/3500-4000rpm、最大トルクは38.7kgm/1750rpmを発生する。
トランスミッションは、6速MTまたは6速デュアルクラッチのDSG。駆動方式はFF。新型ゴルフ GTDは、0‐100km/h加速7.5秒、最高速230km/hという GTD の名にふさわしいパフォーマンスだ。
それでいて、欧州複合モード燃費は19.8km/リットル、CO2排出量109g/km。環境性能は、ディーゼルならではの高いレベルにある。