トヨタ、クラウンのHV受注比率が75%に上昇

エコカー ハイブリッド
トヨタ自動車 山本卓ZSチーフエンジニアとクラウンアスリート
トヨタ自動車 山本卓ZSチーフエンジニアとクラウンアスリート 全 12 枚 拡大写真

トヨタ自動車が2012年12月に発売した新型『クラウン』のハイブリッド車(HV)受注比率が2月以降75%水準と、計画を大幅に上回る水準となっている。開発責任者の山本卓ZSチーフエンジニアは「初年度は7割程度に高止まりしそう」と見ている。

クラウンは今回の全面改良で、HVのエンジンを従来の3.5リットルから2.5リットルに変更し、燃費性能を高めるとともに価格も求めやすい設定とした。クラウンシリーズの受注は1月末までの1か月で2万5000台と、月間販売計画の4000台を大きく上回るスタートとなった。このうち、HVは66%に相当する1万6500台だった。

しかし、全国の販売店への配車が本格化した2月以降は「実際に試乗されたお客様がHVを選択されるケースが増えている」(山本氏)ことから、HV比率は75%水準に高まったという。トヨタはモデルサイクルでのHV比率を6割程度と想定しているが、足元では大きく上回っている。山本氏は「ガソリン価格の上昇や、エコカー補助金制度での免税によるガソリン車との価格差縮小がHV人気につながっている」と分析、当面は7割を上回るレベルでの推移を見込んでいる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る