米国運輸安全委員会、787型機発火事故の中間報告書を公表、4月にフォーラムと公聴会を開催

航空 行政
米国運輸安全委員会、787型機発火事故調査で中間報告書を発表
米国運輸安全委員会、787型機発火事故調査で中間報告書を発表 全 1 枚 拡大写真

米国運輸安全委員会(NTSB)は、ボーイング787型機のバッテリー事故に関する中間報告書を発表した。

中間報告書は、日本航空(JAL)が運航する787型機のバッテリーがボストンの空港で発火した事故についての調査をまとめたもので、関連文書を含めて499ページに及ぶ。

NTSBは4月に中間報告書に追加情報を加えうため、フォーラムと公聴会を開催することを明らかにした。

4月後半に開催するフォーラムでは、航空機に搭載された、リチウムイオン電池に関する設計や認証に焦点を当てる。

一方、中間報告書は、発火事故を起こしたJALが運航する787型機のバッテリー調査についてで、発火が確認されて、消化するまでの過程、リチウムイオン電池と関連コンポーネントのテスト結果、フライトレコーダーの記録など。発火した場所などは特定しているものの、発火した原因調査はほとんど進んでいない。このため、調査は長期化することが確実視され、787型機の運航再開は当面先になる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る