日産、新役員体制を発表

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日産自動車・西川廣人副社長(参考画像)
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日産自動車は、4月1日付けの役員体制を発表した。

カルロス・ゴーン社長は「今回の変更は、ここ数カ月間進めてきたグローバルと地域のマネージメント体制強化の第二ステップとなる」とコメントした。

志賀俊之最高執行責任者(COO)は、新たにゼロ・エミッションビークル企画・戦略と、グローバルバッテリービジネスユニットを統括する。電気自動車の市場拡大が予想に反して進んでいないことから志賀COO自らが担当して新しい戦略を手掛ける。

西川廣人副社長は、購買、日本・アジアオセアニア・マネジメント・コミッティに加え、チーフ・コンペティティブ・オフィサーを兼務し、生産、サプライチェーンマネジメント(SCM)、研究開発、トータルカスタマーサティスファクションファンクション(TCSX)を統括する。

ジョセフ・ピーター最高財務責任者(CFO)は、これまでの業務に加え、関係会社管理とマリーン事業管理を統括する。

浅見孝雄執行役員は常務執行役員に昇格し、企画・先行技術開発本部を担当する。カルソニックカンセイ社長だった呉文精氏は、日産の常務執行役員となり、アジアマネジメントコミッティ(MC-ASIA)、関係会社オペレーションコミッティ(OC-AFL)を担当する。

トニー・レイドン氏が執行役員に就任し、グローバルサプライチェーンマネジメント(SCM)を担当する。中畔邦雄氏は執行役員となり、総合研究所所長に就任する。サイモン・スプロール執行役員は現在の業務に加え、ルノー・日産アライアンスB.Vのマーケティング・コミュニケーション・ダイレクターを兼務する。ルー・ドゥ・ブリース氏は執行役員となり、グローバルマーケティング、ブランドを担当する。

関潤執行役員は、中国の合弁会社東風汽車(東風日産)の副総裁に就任する。ジェフ・クルマン氏は理事となり、グローバルコミュニケーションを担当する。

一方、篠原稔常務執行役員は退任する。西沢正昭常務執行役員は退任し、ジヤトコの人事担当の副社長に就任する。渡部英朗執行役員は退任し、カルソニックカンセイのエレクトロニクス事業部担当の常務執行役員に就任する。

《レスポンス編集部》

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