オフロード消防・救急バイク...栃木県内初導入へ

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ヤマハ SEROW250(東京モーターショー11)
ヤマハ SEROW250(東京モーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

大震災への備えが重視される中、栃木県小山市消防本部が、消防・救急バイクの導入を検討している。

小山市消防本部は「震災などで消防車が進めないような状況に活用するほか、通常の初期消火、救急救助用として活用したい」と、この「赤バイ」の活躍を期待する。

導入予定車両はオフロードタイプ。SEROW250をベースにしたヤマハモーターエンジニアリングの消防活動二輪車が想定されていると思われる。

装備予定は2台で、1台は消火用、もう1台が救急救助用となる。乗員が消化機材(ポータブルCAFS=圧縮空気泡消化システム)を背負う消火用車両はと、AED(自動対外式除細動器)などを搭載する救急救助用。両車両とも赤色灯やサイレン、機材搭載用のボックスを備える。

「アンケートでは排気量250ccのバイクを運転できる免許を保有する隊員も多く、導入が決まればその中からも選抜していく」(同上)

栃木県内の赤バイ導入は塩谷広域消防が先行しているが、救急救助用は県内初となる。

小山市消防本部は今年9月に新庁舎に移転。119受付指令台をアナログ式から高機能消防指令センターを導入し、一新する。赤バイのお披露目も、この移転とあわせて行いたい考えだ。

この導入案は、今月7日の同市議会に予算要求され、議会最終日の18日に採決、成立する見通し。

《中島みなみ》

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