2月のジャガー・ランドローバー世界販売、3%増…ジャガーは27%増

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ジャガーXF
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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは3月12日、2月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は2万6855台。前年同月比は3%増と、1月の32%増からは伸び率が鈍ったものの、引き続きプラスを維持する。

2万6855台の内訳は、ジャガーが4595台を売り上げ、前年同月比は27%増と、2か月連続の前年実績超え。『XJ』が15%増、『XF』が37%増と大きく伸びた。これはエンジン排気量を縮小し、4WDも用意した2013年モデルの投入による効果だ。

一方、ランドローバーの2月実績は、2万2260台にとどまり、前年実績に対してわずかに減少と、マイナスに転じた。同社によると、中国の旧正月、春節の大型休暇の影響だという。

そんな中、『フリーランダー』が前年同月比26%増、『レンジローバー』が46%増と大きく伸びた。

ジャガー・ランドローバーの1-2月の市場別実績では、地元の英国が前年同期比30%増。欧州全体でも8%増と、信用不安にもかかわらず好調を保つ。また、中国は20%増。アジア太平洋地域も、32%増を記録する。北米は、前年同期比22%増だった。

ジャガー・ランドローバーの1-2月世界販売は、前年同期比18%増の6万1732台。同社のPhil Popham営業担当責任者は、「2月も多くの主要市場で、優れた販売実績が続いている」と述べている。

《森脇稔》

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