2月のタタの世界新車販売、22.4%減…ジャガー・ランドローバーは10%増

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インド自動車大手のタタモーターズは3月13日、2月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は9万8837台。前年同月比は22.4%減と、4か月連続で前年実績を下回った。

画像:タタグループの主力車

乗用車の2月世界販売台数は、4万6662台。前年同月比は32.8%の大幅減で、6か月連続のマイナスだ。商用車の2月世界販売は、5万2175台。前年同月比は9.8%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。

インド国内の2月実績は、前年同月比51%減の6万1998台。超低価格車の『ナノ』が『インディカ』、『インディゴ』と合わせて7769台にとどまる。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、2844台と低調だ。

一方、傘下のジャガー・ランドローバーの2月世界販売は、3万5485台。前年同月比は10%増と、プラスを維持した。その内訳は、ランドローバーが2万8383台で、前年同月比は1.2%増と微増ながら、引き続き好調。新型『レンジローバー』や『フリーランダー』の改良モデルが支持された。

ジャガーの2月世界販売は、7102台。前年同月比は68%増と大きく伸びた。これは2013年モデルの投入の効果による部分が大きい。

《森脇稔》

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