【ジュネーブモーターショー13】VW ジェッタ ハイブリッド、欧州初公開…ガソリンハイブリッドにも注力

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー13】VW ジェッタ ハイブリッド、欧州初公開…ガソリンハイブリッドにも注力
【ジュネーブモーターショー13】VW ジェッタ ハイブリッド、欧州初公開…ガソリンハイブリッドにも注力 全 7 枚 拡大写真
3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13。フォルクスワーゲンのブースでは、『ジェッタ ハイブリッド』が欧州プレミアを飾った。

同車は、『ジェッタ』のハイブリッドバージョン。2012年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー12において、量産モデルが正式発表された。もともと北米専用車として開発されたジェッタ ハイブリッドだが、フォルクスワーゲンは2012年末、同車の欧州投入を決定。ジュネーブモーターショー13で、欧州初公開となった。

ハイブリッドシステムの核となるエンジンは、フォルクスワーゲン自慢のダウンサイジングユニット、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力150ps、最大トルク25.4kgmを引き出す。モーターは最大出力27ps。二次電池は蓄電容量1.1kWhのリチウムイオンバッテリーだ。トランスミッションは、ハイブリッドとの組み合わせとしては世界初となる7速デュアルクラッチ「DSG」。

ジェッタ ハイブリッドは、EVモードを装備。ボタンを押せば、最大2kmをゼロエミッション走行できる。欧州仕様の環境性能は、欧州複合モード燃費24.4km/リットル、CO2排出量95g/kmと優れた数値を示す。

ジェッタ ハイブリッドは4月から、ドイツなど欧州主要国で納車が開始される予定。欧州市場ではディーゼルエンジンの「ブルーモーション」仕様を、環境車の主軸に位置付けてきたフォルクスワーゲン。今後、同社は欧州で、ガソリンハイブリッドにも力を入れる方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る