ヤマハ発動機、シェア3割に向けPAS事業で5つのアクション

自動車 ニューモデル モビリティ
ヤマハ発動機 PAS
ヤマハ発動機 PAS 全 4 枚 拡大写真

3月14日、ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車『PAS』発売から20周年を迎え、これからのPAS事業の取り組みとして”5つのアクション”を発表した。

PASは、1993年に世界新商品として誕生して以来、今年で20周年となる。森本実SPV事業部長は「電動アシスト自転車のパイオニアとして業界の未来を切り開く」ことをテーマにすると言う。

その中期目標を達成するための5つのアクションとは、より滑らかなアシスト走行ができるトリプルセンサーの搭載、商品の熟成、女子中高生需要の開拓、ビジネスユースへの新提案、20周年記念モデルの発売、というもの。

トリプルセンサーは、ペダルを踏み込む力を感知するトルクセンサーと車速を感知するスピードセンサーからなる従来のダブルセンサーに、ペダリングの速度を感知するクランク回転センサーを加えたもの。瞬時かつ繊細に走行状況と乗り手の動きを把握して、より滑らかで快適なアシスト走行を可能とした。

電動アシスト自転車の登録は、2012年で38万6000台。このうち同社のシェアは27%という。森本部長は「中国製の格安車などが増えている状況で、当社は付加価値をつけながら30%の大台に向かっていく」と語った。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. いすゞ『エルフ』と日産『アトラス』、計1万8000台超でリコール…パーキングブレーキが作動せず事故
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る