オーストラリアGP予選でQ1落ちが確定したパストール・マルドナドは、ウィリアムズのマシンが開幕前テストよりも退化したせいだと明言した。
初回テストを終えた頃のマルドナドは、2013年型ウィリアムズの出来栄えに満足した様子だったが、開幕戦メルボルンのフリー走行と予選ではまったく見るべきものはなかった。チームメートのバルテリ・ボッタスは、14位タイムでQ2進出を決め、日曜日午前に延期されたセッションにチャンスを残したが、マルドナドは17位でQ1落ちが決定している。
「ウィリアムズは2年前のコンディションまで退化したと僕は感じている。今のマシンはドライバビリティが最悪なので頑張って対策をしてもらいたい。今はそれしか言えない」
問題点はアルバートパークに適したセットアップが出来ていないところにあるとマルドナドは指摘する。
「理由はいろいろあるし、もちろん今日の悪コンディションもあるが、このトラックに適したセットアップが出来ていないことは明白だ。ウェットでも遅い、ドライでも遅いではどうしようもない。レースではもっと良いペースが出せると思うが、とにかく予選のペースは最低だったからね!」