日本政府のTPP交渉参加表明、豊田自工会会長「歓迎する」

自動車 社会 政治

日本自動車工業会は3月15日、日本政府が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加を表明したことについて「歓迎する」との豊田章男会長コメントを発表した。

会長コメントではTPPによって「経済連携が高い水準で実現することにより、アジア太平洋地域における自由な貿易の進展と、投資、貿易円滑化、知的財産権保護をは始めとする幅広い分野で、共通したルールづくりなど、ビジネス環境の整備が期待される」と評価。

ただ、今回の日本のTPP交渉参加を前に、日米両政府で、は日本から米国へ輸出する自動車の関税を当面維持することで合意しており、日本の自動車業界に恩恵はほとんど無い。

このため、豊田会長コメントでは「自動車分野においても、日本にとって真に利益がある協定の早期実現に向け、引き続き日本政府の積極的な取り組みをお願いしたい」とし、関税を維持する時期など、今後の交渉に期待感を示した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る