アウディ ジャパンは3月19日、2シーターミッドシップスポーツカー『R8』の一部仕様・装備を変更し発表した。4月10日より全国14店舗のR8取扱い正規ディーラーで販売を開始する。
今回の仕様変更では、従来のRトロニックシーケンシャルギヤボックスの代わり、素早い変速動作とダイレクトな動力伝達を可能とする、新開発の7速Sトロニックトランスミッションを採用した。これにより、0-100km/hはRトロニック比-0.3秒となる3.6秒(クーペ 5.2 FSI クワトロ)となった。
エクステリアでは、新デザインのシングルフレームグリルに加え、フロントバンパーのデザインも見直された。また、新形状のLEDヘッドライトやリヤコンビネーションランプが採用されたほか、ドアミラーやディフューザー、エグゾーストパイプなどの形状も変更された。さらに、リヤのR8バッジも一新されている。
インテリアでは、センターコンソールまわりにハイグロスブラックパーツが配されているほか、パワーウインドウスイッチなどにアルミニウム調パーツが採用されている。また、 シフトパドルも新形状となり、操作性と質感がより高められている。。機能部品ではブレーキシステムにも変更が加えられ、より放熱性に優れた外周が波形をした ウェーブブレーキディスクを搭載。キャリパーは新しいロゴを配したブラックキャリパーとなっている。
また、これまでクーペ 4.2 FSI クワトロのみに採用されていたマニュアルトランスミッションがクーペ 5.2 FSI クワトロにも設定される。
価格は1729~2339万円。