ジャパン・マリンユナイテッドは、呉事業所で建造したKLB3290シッピング向けの8600個積みの大型コンテナ船「ハノイ・ブリッジ」の命名式を行った。
新造船は、環境負荷低減に注力したコンテナ船として開発したもので、電子制御式エンジン「MAN B&W 9K98ME マークVI」を採用した。最適運航を実現するための過給機カット装置やインバータ制御による冷却海水ポンプ省エネ装置などの最新設備も備え、推進効率に優れた船型を採用した。
全長は334.55メートル、幅45.6メートル、深さ24.4メートルで総トン数が約9万7000トン。連続最大出力は5万1480kWで、航海速力は22.7ノット。定員は32人。船籍はパナマとなる。
船は呉事業所の建造している8600TEU型コンテナ船5隻シリーズの最終船。引渡しは3月26日の予定で、竣工後はアジア~欧州航路に就航する予定。