ケータハムとマルシャが合併?

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ケータハム(2013年)
ケータハム(2013年) 全 3 枚 拡大写真

ケータハムから、この冬にマルシャとの間で合併に関する話し合いがあったことが明かされた。

【画像全3枚】

技術面と運用面で慎重な検討をした結果、ケータハム側から提案した交渉だったらしいが、双方にとって有益な結論には到達し得なかったということだ。

ケータハムF1は、ルノーならびにルノースポールと協力関係にあり、2012年にはF1ファクトリーを買収したり、一流企業が連なるコマーシャルパートナーたちやF1を戦っていくだけの開発力などをすでに備えている。

他方でマルシャは、ティモ・グロックを放出してペイドライバーを受け入れるなど、資金難はチームも公に認めるところだ。このため昨年冬にあったと言われる交渉は、実質的にケータハムによる吸収合併に近い内容だったとみられる。

マルシャは未だにバーニー・エクレストンとの商業契約も締結していないが、これについてエクレストンはこう語っている。

「こちらの準備は整っている。別にそのままでも問題はないがね。マルシャは何か不満があるらしい。その一方でケータハムと合併の交渉をしたそうだが、何が起きているのか私にはわからないよ」

マルシャのスポーティングディレクター、グレーム・ロードンも話し合いがあった事実を認めている。

「両チーム間で話し合いがあったことは認める。ただ私自身はその場におらず、当方の株主が同意しなかったと理解している。話し合いはそれで終わりだ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る