アメリカ海軍、フィリピン沖で座礁したUSSガーディアンの除去作業続く

船舶 エンタメ・イベント
クレーン船を使ったUSSガーディアンの除去作業
クレーン船を使ったUSSガーディアンの除去作業 全 3 枚 拡大写真
海軍海上システム司令部(NSSC)は3月21日、フィリピン諸島南西のトゥバタハ岩礁で1月7日に座礁したUSSガーディアンのクレーン船を使った海難救助作戦が実施中であることを伝えた。

NSSCの海難救助作戦を敢行し、海難救助における専門技術と装備を提供する為に創設されたユニットであるスーパーバイザー・オブ・サルベージ・アンド・ダイビング(SUPSALV)は、2隻の重量物持ち上げクレーン船を使ってUSSガーディアンを、珊瑚礁を傷つけることなく除去する努力をしている。

パイプ敷設工事船のJASCON 25は主要な海難救助プラットフォームとして使用され、ガーディアンから40メートルの位置にポジションを取って、錨による珊瑚礁へのダメージを防ぎつつ、クレーンを使用している。そしてもう一隻のクレーン船、スミット・ボルネオはガーディアンの回収された部分をバージ船に積み込み、海岸の施設に運ぶ手助けをしている。

この救助作戦は嵐の影響によりこれまでに数回中止されたが、順調に運べば4月には船と残った残骸が完全に除去されると予測されている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る