アメリカ海軍、フィリピン沖で座礁したUSSガーディアンの除去作業続く

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クレーン船を使ったUSSガーディアンの除去作業
クレーン船を使ったUSSガーディアンの除去作業 全 3 枚 拡大写真
海軍海上システム司令部(NSSC)は3月21日、フィリピン諸島南西のトゥバタハ岩礁で1月7日に座礁したUSSガーディアンのクレーン船を使った海難救助作戦が実施中であることを伝えた。

NSSCの海難救助作戦を敢行し、海難救助における専門技術と装備を提供する為に創設されたユニットであるスーパーバイザー・オブ・サルベージ・アンド・ダイビング(SUPSALV)は、2隻の重量物持ち上げクレーン船を使ってUSSガーディアンを、珊瑚礁を傷つけることなく除去する努力をしている。

パイプ敷設工事船のJASCON 25は主要な海難救助プラットフォームとして使用され、ガーディアンから40メートルの位置にポジションを取って、錨による珊瑚礁へのダメージを防ぎつつ、クレーンを使用している。そしてもう一隻のクレーン船、スミット・ボルネオはガーディアンの回収された部分をバージ船に積み込み、海岸の施設に運ぶ手助けをしている。

この救助作戦は嵐の影響によりこれまでに数回中止されたが、順調に運べば4月には船と残った残骸が完全に除去されると予測されている。

《河村兵衛》

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