ボーインング、787型機の機能チェックフライトを実施「順調で予定通り」

自動車 ビジネス 企業動向
ボーイング787
ボーイング787 全 3 枚 拡大写真

ボーイングは3月25日、787型機の機能をチェックするフライトテストを実施したと発表した。

今回のテストで使用したのはLOTポーランド航空向けに製造した機体で、午後12時11分に離陸、2時間9分のフライト後、午後2時20分に着陸した。

同機には2人のボーイングのパイロット、2人のエンジニア、システム・オペレーターとフライト・アナリストがそれぞれ1人の計6人が搭乗し、着陸後「フライトは順調で予定通りだった」と報告した。

今回の機能チェックフライトは、全てのシステムが設計通りに機能するかを検証するもので、機体の製造工程に実施される通常プロセスの一環。フライトデータからの電気システムの機能チェックに加え、着陸装置やバックアップ・システムなどをテストした。

ボーイングでは2012年に、全航空機プログラムで600回以上の機能チェックフライトを実施している。

今回の機能チェックフライトの完了を受け、ボーイングではテストデータを分析し、近く実施する予定の認証用地上・フライトテストの準備を開始する。認証用フライトは今回と同じ機体を使用して1回実施する予定で、飛行中、改修した新バッテリーシステムが設計通りに機能することを実証する。

ボーイングでは、フライトテストの詳細は公表しないとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る