ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、3月27日に米国で開幕するニューヨークモーターショー13で決定する「2013ワールドグリーンカー」に関して、最終選考3台を発表した。
2013ワールドグリーンカーは、2012年に発売された新型車の中から、とくに環境面でエポックメイキングな内容を持つモデルに与えられる賞。世界25か国、66名のジャーナリストに自動車環境技術の権威5名が加わり、審査が行われる。
2013ワールドグリーンカーの最終選考3台は以下の通り。
●ルノー・Zoe
●テスラ・モデルS
●ボルボ・V60プラグインハイブリッド
ルノー『Zoe』と、テスラ『モデルS』はEV。ボルボ『V60プラグインハイブリッド』はPHVとなる。2012年2月の時点で残っていた5台の中から、フォルクスワーゲン『ジェッタハイブリッド』と、スマート『エレクトリックドライブ』が脱落している。
ちなみに、過去の受賞モデルは、2012年がメルセデスベンツSクラスのクリーンディーゼル、「S250CDIブルーエフィシエンシー」。2011年がGMのシボレー『ボルト』、2010年がフォルクスワーゲン「ブルーモーション」(『ゴルフ』『パサート』『ポロ』)、2009年がホンダ『FCXクラリティ』、2008年がBMW『118dエフィシエントダイナミクス』、2007年がメルセデスベンツ『E320ブルーテック』、2006年がホンダ『シビックハイブリッド』。