フォードモーター、ベルギー工場の生産を再開

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フォード モンデオ
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米国の自動車大手、フォードモーターは3月18日、ベルギーのヘンク工場において、3車種の生産を再開したと発表した。

フォードモーターは2012年10月、欧州における生産体制の見直し計画を発表。欧州の信用不安を受けて新車販売が落ち込んだため、生産調整の必要に迫られたためだ。そして同社は、ベルギーのヘンク工場を閉鎖することを決断する。

しかしこの計画に、同工場の労働組合が反発。従業員はストライキに突入した。2012年10月末から、同工場の生産は断続的にストップする状況が続いていた。

しかし今回、フォードモーターは時給労働者との間で、労働協約について合意。これを受けて、ヘンク工場では、『モンデオ』、『S-MAX』、『ギャラクシー』の生産を再開した。同工場は現在、通常の生産ペースに復帰している。

欧州フォードのRoelant de Waard副社長は、「2013年1‐2月の新車販売は、モンデオ、S-MAX、ギャラクシーのタマ不足の影響を受けた。今後は、需要に供給が追い付くだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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