京成電鉄、中期経営計画「E2プラン」を策定、2015年度に経常利益310億円

鉄道 企業動向
京成電鉄
京成電鉄 全 2 枚 拡大写真
京成電鉄は、2013~2015年度までのグループ中期経営計画「E2プラン」を策定した。

E2プランでは「安全・安心なサービスの提供」、「京成エリアにおける営業力強化」、「財務体質の更なる強化」の3点を基本方針の柱とする。コア事業である運輸業を中心とした堅実な事業運営を推進するとともに、借入金の削減を進めることで財務体質の改善を図る。

基本方針では、成田スカイアクセスの利便性・認知度の向上により、鉄道事業の競争力・収益力の強化を図ることや、コア事業(運輸業)を中心に引き続き堅実な事業運営を推進し、各事業分野で一定の事業成長を実現することを掲げる。

将来にわたって安定的な事業成長を実現するため、賃貸資産の拡充を図るとともに、投資案件を選別し投資規模の適正化も推進する。減価償却の範囲内で設備投資実施を原則とすることで、フリーキャッシュフローを確保、財務体質の強化を図る。

数値目標では2012年度に営業利益212億円の見通しだが、中計最終年度の2015年度に230億円(営業利益率9.5%以上)、経常利益を2012年度見通しの277億円から2015年度に310億円に増やす。有利子負債は2012年度3939億円だが、これを3550億円以下に削減する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  2. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  5. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る