京成電鉄、中期経営計画「E2プラン」を策定、2015年度に経常利益310億円

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京成電鉄は、2013~2015年度までのグループ中期経営計画「E2プラン」を策定した。

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E2プランでは「安全・安心なサービスの提供」、「京成エリアにおける営業力強化」、「財務体質の更なる強化」の3点を基本方針の柱とする。コア事業である運輸業を中心とした堅実な事業運営を推進するとともに、借入金の削減を進めることで財務体質の改善を図る。

基本方針では、成田スカイアクセスの利便性・認知度の向上により、鉄道事業の競争力・収益力の強化を図ることや、コア事業(運輸業)を中心に引き続き堅実な事業運営を推進し、各事業分野で一定の事業成長を実現することを掲げる。

将来にわたって安定的な事業成長を実現するため、賃貸資産の拡充を図るとともに、投資案件を選別し投資規模の適正化も推進する。減価償却の範囲内で設備投資実施を原則とすることで、フリーキャッシュフローを確保、財務体質の強化を図る。

数値目標では2012年度に営業利益212億円の見通しだが、中計最終年度の2015年度に230億円(営業利益率9.5%以上)、経常利益を2012年度見通しの277億円から2015年度に310億円に増やす。有利子負債は2012年度3939億円だが、これを3550億円以下に削減する。

《レスポンス編集部》

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