3月22日午後6時30分ごろ、栃木県日光市内の国道119号を走行中のマイクロバスが前走車に接触した際に対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたトラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の11人が重軽傷を負っている。
栃木県警・今市署によると、現場は日光市大沢町付近で片側1車線の直線区間。乗用車が右折待ちのために停車したところ、後ろから進行してきたマイクロバスが接触。バスは弾みで対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走してきたトラックと正面衝突した。
双方の車両は中破。マイクロバスに乗っていた乗客乗員9人のうち、1人が骨折などの重傷。運転者を含む7人が打撲などの軽傷を負った。また、トラックを運転していた男性が両足骨折の重傷。同乗していた女性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
警察ではマイクロバス側の前方不注視が事故につながったものとみて、運転者の回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。