ボッシュは、横浜の技術開発拠点で開発された二輪車用の新型ABSを、2013年初旬から発売する予定であると明らかにした。
新型ABSは、ABSとTCS(トラクション・コントロール・システム)のセッティングを路面に合わせて調整するオフロードコントロール機能を装備することで、砂地や砂利道など滑りやすい路面での安全性を高めている。
欧州では、交通事故の発生数を減少させるため、3月初めに欧州議会でモーターサイクルにABSの装備を義務化する法案が可決された。これによって、ヨーロッパでは2016年から排気量125cc以上のモーターサイクルにABSが標準装備される。