【SIM-Drive SIM-CEL 発表】清水社長「ELiicaに匹敵する加速を実現」

自動車 ニューモデル 新型車
SIM-Drive、スポーツEV SIM-CEL発表…清水社長「ELiicaに匹敵する加速を実現」
SIM-Drive、スポーツEV SIM-CEL発表…清水社長「ELiicaに匹敵する加速を実現」 全 20 枚 拡大写真

SIM-Driveは3月27日、電気自動車の試作モデル『SIM-CEL(シム・セル)』を発表した。

SIM-CELは、0-100km/h加速4.2秒を実現するスポーツタイプのEV。同社の清水浩社長が慶応義塾大学で開発した8輪EV『ELiica(エリーカ)』の加速感を、4輪で実現させたという。

SIM-CELは、電気自動車ビジネスに参入を検討する26機関から参加費を集め、2015年頃の量産化を想定した電気自動車の試作モデルとして製作。

開発にあたっては、乗車定員を2名とし、インホイールモーターのトルクを700Nmから850Nmへ拡大して、加速感を重視したモデルに仕上げた。一方、車体外板にはカーボン繊維などの科学素材を多用して、鉄板を採用した場合と比べ79kgの軽量化を図り、航続距離は324km(JC08モード)を実現した。

清水社長は「EVが普及する条件として、高い性能であることがまず大事。また、航続距離が長いことに加えて、お客様にぜひ欲しいと思ってもらう特徴を持たせることが必要。SIM-CELは、『加速・広さ・乗り心地といった新たな付加価値を加えていくことで世の中に受け入れられる商品になる』という我々の信念が、素晴らしいカタチで実現した」と仕上がりに自信を示した。

加えて、「0-100km/h加速は4.2秒と、かつて8輪駆動の“エリーカ”に匹敵する加速性能を4輪駆動で実現し、世界最高レベルの電力消費量を達成することができた。エネルギーのスマート利用を含めた、我々が考えてきた“ハイパフォーマンス”がカタチとなった」と紹介した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る