テラモーターズ徳重社長、小型EVで「アジアトップになる自信ある」

自動車 ニューモデル モビリティ
テラモーターズ 徳重徹社長
テラモーターズ 徳重徹社長 全 6 枚 拡大写真

テラモーターズは3月27日、アジアなど新興国向けに開発した電動3輪タクシーのプロトタイプを公開した。徳重徹社長は同日都内で会見し、「バイクや3輪車など小型電気自動車(EV)の分野であれば、アジアでトップになる自信はある」との考えを示した。

徳重社長は「今のような調子でやっていけば間違いなく勝てる。それはなぜかというと(日本の)大手メーカーはやる気がないし、台湾や中国にもメーカーはたくさんあるが品質やメインテナンスに対する考え方をみると、我々のメンバーと勢いをもってがっちりやっていけばトップは獲れる」と強調した。

さらに「今、大手自動車メーカーのOBや技術開発の方がどんどん入ってくるようになっている。サムソンがやってきたように、スピード感を持って、新興国でうまくマーケティングして、技術の足りない所は日本の大手企業の人材から吸収するといったモデルはできると思っている」と説明した。

その上で「それができれば次のステージはアップルのような、もっとイノベ―ティブな製品やサービスを提供する。ただそれはベースがないと誰も信用してくれないし、パートナーも集まらないので、まずできるところをとことんやる。それが3~5年のイメージ」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る