三岐鉄道北勢線が10周年…レール幅に合わせた記念切符発売

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10周年記念ロゴヘッドマークを掲出した北勢線列車のイメージ。
10周年記念ロゴヘッドマークを掲出した北勢線列車のイメージ。 全 2 枚 拡大写真

西桑名(三重県桑名市)~阿下喜(いなべ市)間20.4kmを結ぶ北勢線が、三岐鉄道(四日市市)の経営に移ってまもなく10周年を迎える。三岐鉄道はこれを記念して各種企画を実施する。

現在の北勢線は1914年、北勢鉄道の路線として一部が開業し、1931年までに全通。その後は社名の変更や合併を経て、1965年には近畿日本鉄道(近鉄)の路線となった。

しかし、近鉄は経営改善のため北勢線の廃止を2000年に計画。これを受けて沿線自治体の存続に向けた動きが活発となり、同じ三重県内でローカル線を運営していた三岐鉄道が2003年4月1日、北勢線の運営を引き継いだ。

北勢線の2本のレール幅(軌間)は762mmで、JR在来線(軌間1067mm)よりも狭い。旅客営業路線では現在、北勢線のほか同じ三重県内の近鉄内部・八王子線、富山県内の黒部峡谷鉄道のみ762mm軌間を採用している。

記念行事は4月1日からスタート。10周年記念ロゴのヘッドマークを取り付けた列車を6月30日まで運転する。また、「三岐鉄道北勢線10周年記念乗車券 762きっぷ」も4月1日から発売。大きさは横762mm×縦100mmで、北勢線の軌間に合わせている。発売額は大人460円、子供230円。

《草町義和》

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