【ソウルモーターショー13】韓国でも若者のクルマ離れ…キア CUB、若者攻略の糸口なるか

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キア・CUB(ソウルモーターショー13)
キア・CUB(ソウルモーターショー13) 全 5 枚 拡大写真

車名は『CUB』と書いて「カブ」と読む。CUBは英語で熊やライオンなど肉食獣の子供を意味し、チーフデザイナーを務めたシン・デシクによれば「小さいけれど力強いイメージのこのクルマに相応しいと思って命名した」という。

【画像全5枚】

3865mmの全長は、キアで最も小さい『モーニング(海外名:ピカント)』の3.6mとその上の『プライド(海外名:リオ)』の4m強のちょうど中間。そこにサイズ感を定めつつ、「ミニのようなプレミアム・コンパクトにしたいと考えた」とシン・チーフデザイナー。「それゆえ、2BOXのハッチバックだけど、我々はこれを4ドアクーペと呼んでいる」

クーペだからといってリヤピラーが寝ているわけではないが、分厚いショルダーや、そこからグッと内側に巻き込んだドア断面で力強いダイナミックさを表現。ボディ四隅に踏ん張るタイヤと共に、クーペの名に恥じないスポーティさを醸し出すデザインだ。

「一般にクーペはスペース効率が低いものだが、カブの後席はモーニングよりずっと広い」と告げ、シン・チーフはこう続けた。「Y世代と呼ばれる今の若者は、スタイルだけに関心があるわけではない。スペーシーだけどクーペ・フィーリングもあるという新しいコンセプトを提案し、トレンディなY世代の興味を惹きたい。韓国では若者がクルマ離れしているが、そういう若者にこそ、このカブを見てほしいと思っている」

《千葉匠》

千葉匠

千葉匠|デザインジャーナリスト デザインの視点でクルマを斬るジャーナリスト。1954年生まれ。千葉大学工業意匠学科卒業。商用車のデザイナー、カーデザイン専門誌の編集次長を経て88年末よりフリー。「千葉匠」はペンネームで、本名は有元正存(ありもと・まさつぐ)。日本自動車ジャーナリスト協会=AJAJ会員。日本ファッション協会主催のオートカラーアウォードでは審査委員長を務めた。

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