ホンダ峯川常務、国内市場「悲観的にみてない。成長する市場環境はある」

自動車 ビジネス 国内マーケット
ホンダ 峯川尚常務取締役
ホンダ 峯川尚常務取締役 全 1 枚 拡大写真

ホンダの峯川尚常務取締役は3月29日、都内本社で一部報道陣と懇談し、国内の新車市場について「あまり悲観的にはみていない。成長していくだけの市場環境はあると思う」との見方を示した。

峯川常務は「例えば2、3月でいうと、各社とも去年の今頃はものすごく良かったが、受注は去年より旺盛なものがある。ただそれに対して登録に結び付くまでに少し時間がかかっており、前年に対しては85~86%程度になっているが、今の受注の回復、受注状況をみると、あまり悲観的にはみてない」と述べた。

その理由として「ひとつは2年前の大震災の直後、ものすごくマインドが冷えた。このため当時、車の代替え時期がきていたのに車検を通した方が結構いる。それで(2年が経過し)もう限界という方が(販売店に)来られている。それが今、需要を押し上げていると思う。それから経済やマインドが少し上昇気味になっており、成長していくだけの市場環境はあると思う」と指摘した。

また2013年度のホンダの国内販売に関しては「商品の裏付けもあるし、新機種も出るので、強気というか、それなりの計画になる」とコメントした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る