ベッテル、チームに謝罪「自分のやったことは間違っていた」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
セバスチャン・ベッテル(レッドブル、マレーシアGP、2013年)
セバスチャン・ベッテル(レッドブル、マレーシアGP、2013年) 全 5 枚 拡大写真

セバスチャン・ベッテルは、マレーシアGPでチームオーダーを無視した一件であらためてレッドブルのスタッフに直接の謝罪を行った。マレーシアからレースチームが帰国したのを見図らい、ベッテルは中国GP準備作業中のファクトリーを訪問し、セパンの事件に関して謝罪表明をしたという。

【画像全5枚】

クリスチャン・ホーナーによれば、今回ベッテルの発言には出来事への謝罪と共に、二度とこういうことをしないという言質が含まれていたそうだ。

「彼はこう言っていた。『時計の針を元に戻すことはできないが、自分のやったことは間違っていたことを認める』とね。チームに向けて、ひとりひとりのメンバーに向けて彼は自分の行動を謝罪した。チームという集団の重要性を十分に理解し、その一員であればこそチャンピオンシップに挑むことができると理解しているからだろう」

ウェーバーの怒りのほどは、オーバーテイクされる際にベッテルに向けたジェスチャーからも、フィニッシュ直後にマシンを幅寄せしたことからも明らかだった。この事件がきっかけとなってベッテルが今シーズン限りでレッドブルを去るという予想も出たが、チームとして彼の優勝を妨害したのではないことを理解しているはずだとホーナーは言う。

「チームはマークにマレーシアで優勝させようとした。子供じゃないんだからチームの側に悪意がなくて、チームが引き起こした事態でないことはわかっているだろう。彼にはレースに勝ててチャンピオンシップにも手が届くマシンを用意した。われわれには有利なシーズンであることはわかってくれているはずだ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る