ベッテル、チームに謝罪「自分のやったことは間違っていた」
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クリスチャン・ホーナーによれば、今回ベッテルの発言には出来事への謝罪と共に、二度とこういうことをしないという言質が含まれていたそうだ。
「彼はこう言っていた。『時計の針を元に戻すことはできないが、自分のやったことは間違っていたことを認める』とね。チームに向けて、ひとりひとりのメンバーに向けて彼は自分の行動を謝罪した。チームという集団の重要性を十分に理解し、その一員であればこそチャンピオンシップに挑むことができると理解しているからだろう」
ウェーバーの怒りのほどは、オーバーテイクされる際にベッテルに向けたジェスチャーからも、フィニッシュ直後にマシンを幅寄せしたことからも明らかだった。この事件がきっかけとなってベッテルが今シーズン限りでレッドブルを去るという予想も出たが、チームとして彼の優勝を妨害したのではないことを理解しているはずだとホーナーは言う。
「チームはマークにマレーシアで優勝させようとした。子供じゃないんだからチームの側に悪意がなくて、チームが引き起こした事態でないことはわかっているだろう。彼にはレースに勝ててチャンピオンシップにも手が届くマシンを用意した。われわれには有利なシーズンであることはわかってくれているはずだ」
《編集部》