川崎汽船、中部電力とLNG船の長期定期傭船契約を締結

船舶 企業動向

川崎汽船は、中部電力との間で、16万4700立法メートル型LNG船1隻の長期定期傭船契約を結んだ。LNG船は川崎重工業に発注した。

発注した船には、川崎重工が新たに開発した従来のカーゴタンク容積14万7000立法メートル型LNG船の船体寸法を維持しながら、容積を約1万8000立法メートル増量する船型を採用する。これにより、船は世界の主要LNGターミナルへの入港が可能な従来型LNG船と同等の汎用性を保持しながら、現在建設中の新パナマ運河の通峡が可能なモス型としては最大船型となる。

川崎汽船は新造船を活用して多様な調達先から、効率的なLNG輸送サービスを中部電力に提供する。船は2015年末に竣工、その後引き渡しを受ける予定。

川崎汽船は、1983年に日本船社初のLNG船「尾州丸」を投入して以来、着実にLNG船事業を拡大している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 洗車機=傷が付くはもう古い! 最新洗車機の凄さとプラスアルファの洗車法
  2. トヨタがインドで新型SUV『アーバンクルーザー・タイザー』を発表…Aセグメント再参入[詳細写真]
  3. 夜行高速バス「ドリーム号」、深夜の乗務引継ぎを見学する
  4. メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
  5. 【ヤマハ XSR900GP】開発者が語る「ただの80年代オマージュやレプリカを作ったわけじゃない」
  6. 3万ドルなら大人気確定!? テスラの新型コンパクトEVは『モデル2』か否か?
  7. AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン[詳細画像]
  8. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファーの小型・薄型モデルでは、振動板サイズとボディの堅牢さを要チェック!
  10. カヤバが解説するサスペンションの全貌
ランキングをもっと見る