川崎重工、58型ばら積運搬船「グローバル・ビーナス」を引き渡し

船舶 企業動向
川崎重工「グローバル・ビーナス」
川崎重工「グローバル・ビーナス」 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、坂出工場で、グローバル・パラダイス向け58型ばら積運搬船「グローバル・ビーナス」を引き渡した。船は、川崎重工が開発した58型ばら積運搬船の27番船となる。

新造船は、船首楼付平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を持つ。各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能。

省燃費型ディーゼル主機関と高効率タイプのプロペラ、川崎重工が開発したカワサキフィン付ラダーバルブ、抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることで燃料消費量の低減を図った。

主機関は、川崎-MAN B&W6S50MC-C7ディーゼル機関1基を装備、発電機用エンジンとともに、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応している。

航海速力は約14.5ノット。定員は24人。

《レスポンス編集部》

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