【WMX 第3戦】ヤマハ、ローランツは総合11位に終わる

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第2ヒートで10位に入った#34 J. ローランツ (YZ450FM)
第2ヒートで10位に入った#34 J. ローランツ (YZ450FM) 全 3 枚 拡大写真

2013FIMモトクロス世界選手権シリーズ第3戦は、4月1日、オランダ・ファルケンスワルトで開催。モンスター・エナジー・ヤマハのジョエル・ローランツは総合11位にとどまった。

オランダのサンドコースはいつものように無数のバンプと穴ができることはなく、技術的なレベルは例年ほどの高さではなかった。今大会ではMX3とウイメンズ・ワールドチャンピオンシップのイベントも同日開催された。イースター・ウイークエンドを通して青空には恵まれたものの、寒風が吹く中、2万7000人のファンが詰めかけた。

ローランツは両レースで順位を上げるのに苦しんだ。第1ヒートではひやりとするシーンを何度も見せ、小さなミスも繰り返してしまい14位でフィニッシュするにとどまった。第2ヒートでは抑えた走りで10位に入ったものの、ローランツにとってチームもYZ450FMもわずか3戦目。「結果が潜在能力を示していない」典型的な例となった。

スティーブン・フロサードは火曜日の練習走行中に他のライダーが方向を変えたため接触。フロサードは左足掌骨を痛め、競技を行うことができなかった。フロサードは日曜日に走行したものの、悪化させてしまい、手術を受けることを決めた。骨折した部分をピンで固定し、2週間後のイタリアGP参戦を目指す。

次戦の第4戦は2週間後にイタリア・レイクガルダ北部のアルコ・ディ・トレントで開催される。

■WMX 第3戦 総合順位
1位:アントニオ・カイローリ(KTM)
2位:ケン・デダイカー(KTM)
3位:エフゲニー・ボブリシェフ(ホンダ)
4位:ケビン・ストライボス(スズキ)
5位:マキシミリアン・ナグル(ホンダ)
6位:ゴーティエ・ポーリン(カワサキ)

■2013 WMX ポイントランキング
1位:アントニオ・カイローリ(KTM)142P
2位:クレメン・デサール(スズキ)116P
3位:ケン・デダイカー(KTM)115P
4位:ゴーティエ・ポーリン(カワサキ)108P
5位:ケビン・ストライボス(スズキ)89P
6位:エフゲニー・ボブリシェフ(ホンダ)87P

《纐纈敏也@DAYS》

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