3月のホンダ米国新車販売、2か月ぶりに回復…アコード 新型は36.4%の大幅増

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北米向け新型ホンダ アコード
北米向け新型ホンダ アコード 全 7 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは4月2日、3月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は13万6038台。前年同月比は7.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が2012年9月半ばに新型を発売した効果で、3万6504台を販売。前年同月比は36.4%増と、大幅増を維持する。一方、『シビック』は大幅改良を受けた2013年モデルが、前年同月比1.9%減の2万7665台にとどまる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、2万6897台を販売。前年同月比は12.9%減と、3か月連続のマイナスだ。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、1万0923台にとどまり、前年同月比は2.4%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。『パイロット』は、11%増の1万1207台と売れた。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比5.4%増の3080台と、6か月ぶりの前年実績超え。『TSX』は55.5%減の1492台と、9か月連続のマイナスだ。SUVでは、新型を発売した『RDX』が284.8%増の3875台と好調。『MDX』は14.6%減の3207台と、3か月連続のマイナスだ。ホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』は336台。

ホンダの2013年1-3月米国新車販売は、前年同期比5.5%増の33万7651台。アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「個人向け販売において、我々の主力車は支持されている。とくに新型アコードの販売が好調」と述べている。

《森脇稔》

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