ヤマハ発動機、船外機累計生産1000万台を達成

船舶 企業動向
ヤマハ発動機「F9.9J」
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ヤマハ発動機は4月4日、船外機の累計生産台数が1000万台に達したと発表した。

1960年7月に第1号機の「P7」(7馬力)を生産して以来、1996年3月に累計生産台数500万台、2006年10月に800万台を達成、その後、約6年6か月の間で200万台を生産し、今回の1000万台達成となった。

船舶の動力として用いられるマリン専用エンジンには、船外機、船内外機、船内機の3種類があるが、同社では、プレジャーボート・和船など小型船舶向けの船外機を主に生産・販売している。

同社の船外機は、独自の小型エンジン技術をベースに、市場ニーズにマッチした製品を開発、生産、販売している。高性能・軽量・コンパクトをコンセプトとし、4ストロークモデルは2馬力から350馬力まで、2ストロークモデルは2馬力から250馬力までの製品をラインナップ。現在では世界約180の国と地域に製品を供給し、サービス体制を整え、漁業の近代化やマリンレジャーの普及などに力を入れている。

なお、船外機の製造は、袋井南工場、グループ会社のヤマハ熊本プロダクツ、仏MBK Industrie、ブラジル・YMDAの4拠点で行っており、2012年の生産台数は約32万台だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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