【ニューヨークモーターショー13】SRTバイパーにタイムアタック仕様…ゼロヨン11秒台

自動車 ニューモデル モーターショー
SRTバイパー TA(ニューヨークモーターショー13)
SRTバイパー TA(ニューヨークモーターショー13) 全 8 枚 拡大写真

3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13。米国の自動車大手、クライスラーグループのSRTブランドのブースでは、『バイパー TA』が初公開された。

同車は、2014年モデルのSRT『バイパー』に設定された新グレード。車名の「TA」とは、タイム・アタックの意味。公道走行に必要な法規を満たしながら、サーキットでコンマ1秒を削るために、各部をチューニングしたスパルタンモデルだ。

サスペンションは、サーキットで最高の性能を発揮するようにチューニング。タイヤはピレリ製のPゼロコルサで、超軽量アルミホイールと組み合せた。ビルシュタイン製の「Damptronic」サスペンションは、2モードが切り替え可能。

ダンパー、スプリング、スタビライザーもサーキット向けの設定に変更。アルミ製のXブレースは、カーボンファイバー製ブレースに置き換え。ねじり剛性は、50%引き上げている。ブレーキはブレンボ製だ。

外観は、フロントリップスポイラーやリアスポイラーを追加して、エアロダイナミクス性能を向上。ボディカラーには、専用のクラッシャーオレンジが用意される。このボディカラーは、33台のみの限定生産になる。

搭載エンジンに変更はない。8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力640ps、最大トルク83kgmを発生。0‐96km/h加速は3秒以下、0‐400m加速は11秒台半ば。最高速は331km/hの実力だ。

SRTブランドのラルフ・ギレス社長兼CEOは、「バイパー TAはサーキット派に向けたモデル。彼らの楽しみを新たな次元へと高めるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  2. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  3. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  6. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  10. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ランキングをもっと見る