ほとんど家から出ない状態が6か月以上の「ひきこもり」、横浜で8千人

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 横浜市が実施した「横浜市子ども・若者実態調査」によると、ひきこもり状態にある若者の推計人数は約8,000人であることが明らかになった。同調査によると、ひきこもり親和群の推計人数は5万人を超えた。

 調査は、横浜市内在住の満15歳以上39歳以下の男女3,000人を対象に、2012年8月27日から9月17日の期間において郵送配付や訪問回収において実施された。ひきこもり状態にある若者の推計人数だけでなく、無業状態にある若者の推計人数が5万人を超えることも明らかになった。

 今回の調査では、ほとんど家から出ない状態が6か月以上継続し、かつ疾病、介護、育児等をその理由としない者を「ひきこもり状態」と定義。調査回答では、0.72%にあたる10人(男性6人、女性4人)が該当したという。2012年1月1日時点の横浜市の年齢別人口において、15~39歳は113万6,000人、市内のひきこもり群の推計数は113万6,000人×0.72%=約8,000人であるとした。なお、ひきこもり状態にある人の回答傾向は一般よりも低いと推定されることから、この数値は下限値と考えられるとしている。

 また、「無職」または「派遣会社などに登録しているが、現在は働いていない」人を「無業状態」と定義。調査回答では、4.98%にあたる69人(男性37人、女性32人)が該当した。市内の無業群の推計数は、113万6,000人×4.98%=約5万7,000人であるとした。

《水野 こずえ》

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